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  1. 太田市議会 2022-02-15
    令和 4年 3月定例会-02月15日-01号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    令和 4年 3月定例会-02月15日-01号令和 4年 3月定例会            令和4年3月太田市議会定例会会議録(第1日) 令和4年2月15日(火曜日)  〇出席議員 30名         1番  神 谷 大 輔          2番  石井 ひろみつ         3番  前 田 純 也          4番  松 川   翼         5番  長  ただすけ          6番  松 浦 武 志         7番  八 長 孝 之          8番  水 野 正 己         9番  高 橋 え み         10番  高 木 きよし        11番  板 橋   明         12番  今 井 俊 哉        13番  高 田   靖         14番  木 村 浩 明        15番  中 村 和 正         16番  渡 辺 謙一郎        17番  大 川 敬 道         18番  尾 内 謙 一        19番  星 野 一 広         20番  高 藤 幸 偉        21番  矢 部 伸 幸         22番  久保田   俊        23番  大 川 陽 一         24番  岩 崎 喜久雄        25番  斎 藤 光 男         26番  正 田 恭 子        27番  山 田 隆 史         28番  町 田 正 行
           29番  木 村 康 夫         30番  白 石 さと子  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      木 村 正 一    教育長      恩 田 由 之     企画部長     栗 原 直 樹    総務部長     高 島 賢 二     市民生活部長   石 坂 之 敏    文化スポーツ部長 村 岡 芳 美     福祉こども部長  石 塚 順 一    健康医療部長   楢 原 明 憲     産業環境部長   飯 塚 史 彦    農政部長     田 村 武 磨     都市政策部長   齋 藤   貢    行政事業部長   鈴 木   聡     消防長      櫻 井 修 一    教育部長     春 山   裕     企画部副部長   高 橋   亮    総務部副部長   瀬 古 茂 雄     企画部参事企画政策課長)                                  矢 羽 賢 一    総務部参事総務課長)          総務部参事財政課長)             松 本 和 明              前 原   郁  〇事務局職員出席者    事務局長     青 木 一 男     副局長(議会総務課長)                                  野 村   洋    議会総務課長補佐総務係長)       係長代理     深 須 光太郎             大 橋 隆 雄           議 事 日 程(第1号)                              令和4年2月15日午前9時30分開議                              太田市議会議長    斎 藤 光 男 第 1  会期の決定 第 2  会議録署名議員の指名 第 3  ごみ減量対策調査特別委員会中間報告について 第 4  議案第 1号 太田市教育委員会委員任命の同意について 第 5  議案第 6号 令和4年度太田市一般会計予算について      議案第 7号 令和4年度太田市国民健康保険特別会計予算について      議案第 8号 令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について      議案第 9号 令和4年度太田市八王子山墓園特別会計予算について      議案第10号 令和4年度太田市介護保険特別会計予算について      議案第11号 令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計予算について      議案第12号 令和4年度太田市下水道事業等会計予算について           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     会                                       午前9時30分開会 ○議長(斎藤光男) ただいまから令和4年3月太田市議会定例会を開会いたします。      ◎ 開     議                                       午前9時30分開議 ○議長(斎藤光男) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(斎藤光男) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(青木一男) ご報告申し上げます。  最初に、去る1月14日、群馬県市議会議長会臨時総会の席上、群馬県知事から群馬県市町村自治功労者といたしまして、矢部伸幸副議長が、感謝状及び記念品を受けられております。  この件につきましては、全員協議会におきまして伝達いたしたとおりであります。  次に、監査委員からの報告でありますが、12月定例会以後、議長宛てに報告がございましたのは、秘書室、企画部、福祉こども部、会計課、都市政策部及び行政事業部の定期監査結果報告、工事監査、並びに11月分、12月分の例月出納検査結果報告でございます。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分でございますが、12月定例会以後、議長宛てに報告がございましたのは、一般会計補正予算について、2件の報告が、訴訟上の和解について、1件の報告が、損害賠償の額の決定及び和解について、6件の報告がございました。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(斎藤光男) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 会 期 の 決 定 ○議長(斎藤光男) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から3月15日までの29日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) ご異議なしと認めます。  よって、会期は29日間と決定いたしました。      ◎ 会議録署名議員の指名 ○議長(斎藤光男) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、1番神谷大輔議員及び2番石井ひろみつ議員を指名いたします。      ◎ ごみ減量対策調査特別委員会中間報告について ○議長(斎藤光男) 次に、日程第3、ごみ減量対策調査特別委員会に付託中の継続調査の件について、会議規則第44条第2項の規定により、中間報告を行いたいとの申出がありますので、この際、これを許します。  高藤幸偉委員長。 ◎ごみ減量対策調査特別委員長(高藤幸偉) ただいまより、ごみ減量対策調査特別委員会中間報告を申し上げます。  本委員会は、持続可能な循環型社会の実現に向け、ごみ減量対策の在り方について、集中的に調査研究を行うことを目的として、令和3年5月臨時会において設置されました。また、本日までに6回の委員会を開催し、ごみの発生抑制や資源化促進に関すること、ごみ処理手数料に関すること、ごみの適正処理に関すること、ごみ減量の啓発に関すること、ごみの出し方に関することなどについて執行者より報告を受け、本市におけるごみ減量対策の在り方について調査研究を行ってまいりました。  初めに、昨年6月16日に開催した委員会につきましては、執行者からは、ごみ減量対策の概要のことについて報告を受け、委員からは、生ごみ処理槽等を利用したごみの減量化のこと、ごみ袋値上げの考え方のこと、プラスチック資源循環促進法により自治体の努力義務とされた容器包装以外のプラスチック回収のことなどについて質疑、意見がありました。  また、委員のみで、家庭におけるごみ減量の取組方法と課題について協議を行いました。  続いて、7月15日に開催した委員会につきましては、委員のみの出席により、ごみ減量対策のことについてを議題として、ごみ減量の必要性と重要性を市民や事業者に浸透させることのできる情報発信の方法のこと、水切り、食べ切り、使い切りによる3切り運動をはじめとした効果的なごみ減量の考え方のこと、リサイクルの推進と並行して、ごみ自体を発生させない取組を促進する施策展開のことなどについて協議を行い、特別委員会における調査研究事項として執行者へ状況説明を求めることといたしました。  また、7月30日に、クリーンプラザ及びリサイクルプラザにおいて、施設の稼働状況とごみの処理工程等について確認いたしました。  続いて、9月3日に開催した委員会につきましては、ごみ減量啓発動画作製のことについての報告を受けるとともに、調査研究事項への状況説明を受け、事業者に対する事業系ごみの搬出方法の周知徹底のこと、ごみがクリーンプラザへ搬入される前に資源化することの有用性のこと、民間資源回収の利用促進のこと、落ち葉や剪定枝を可燃ごみとしない処分方法市民周知のことなどについて質疑、意見がありました。  また、委員のみで、ごみ減量対策の今後のことについて協議を行い、委員からは、ごみ減量対策を事業系と家庭系の両側面からアプローチする重要性のこと、炉への負担軽減を勘案し分別により燃えるごみを減量する考え方のこと、生ごみの水切りを徹底すること、生ごみ処理槽等の活用と設置補助金の周知のこと、家庭用のペットボトルの専用回収袋及び容器包装プラスチック用ごみ袋の作製、利用によるリサイクル推進の考え方のことなどについての意見がありました。  続いて、11月11日に開催した委員会につきましては、執行者からは、太田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正のこと、年末年始のごみ収集受入れ業務のことについての報告を受け、委員からは、紙おむつの再資源化のこと、事業系ごみの再資源化の啓発とインセンティブ付与のこと、資源ごみステーション回収の回数を増やすことでリサイクル推進を図ることへの考え方のことなどについて質疑、意見がありました。  続いて、12月9日に開催した委員会につきましては、12月定例会の本会議にて、本特別委員会に付託された太田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、付託事件審査を行いました。
     委員からは、ごみ袋値上げによるごみ減量の効果のこと、ごみ袋の値上げによる増収分について、その使途と生ごみ処理槽等設置助成金増額への活用に対する考え方のこと、ごみ排出量の削減目標の設定のこと、増加するごみ処理経費とその市民周知の必要性のこと、紙おむつを使用する子育て世帯等への配慮のこと、ごみ減量化に向けた1市3町の連携のことなどについて質疑、意見がありました。  続いて、2月2日に開催した委員会につきましては、執行者からは、令和3年度のごみ減量に向けた事業実施報告のこと、令和4年度のごみ減量に向けた事業実施のことについての報告を受け、委員からは、外国人へのごみの出し方の周知に関し、6か国語で作製されたごみ減量啓発動画を活用すること、4月から値上げとなるごみ袋の在庫不足への対応のこと、最終処分場の残余年数を勘案したごみ減量対策の考え方のこと、ポイント付与等を活用した紙ごみなどの資源ごみ回収システムづくりのことなどについて質疑、意見がありました。  以上、5月臨時会における本委員会の設置から本日までの活動状況についてご報告申し上げましたが、令和元年度の一般廃棄物処理量の推移を見ますと、群馬県は排出量の少ない順から数えて全国で39位、1人1日当たりの排出量は989グラムであり、さらに本市においては県内で35市町村中22位、1人1日当たりの排出量は1,004グラムと、ごみの排出量の多さが顕著となっております。環境負荷処理コスト等の面から見ても、ごみの減量は急務であり、その加速に向けた有効な手法の検討やごみ減量リサイクルに対する意識の醸成が求められています。  ごみの減量について、家庭でできる有効な手段は、生ごみの水切りや食事の食べ切り、食材等の使い切りと言われています。家庭における少しの努力で減量につなげることが可能となることからも、市民一人一人のごみ減量に向けた意識づけが大変重要になると思われます。既にホームページや広報等を通して周知はされているものの、これまで以上にごみの分別方法や発生抑制等について周知徹底を図るとともに、生ごみ処理槽等の導入を促進するための補助事業の周知も併せて推進していくことも不可欠であります。また、実際にクリーンプラザ等の現場を見学するなど、現状を理解してもらうことでも意識の向上につながるものと考えます。  あわせて、事業系ごみへの対策についても重要な観点であります。循環型社会構築への寄与を促す施策を行っていくことが、さらなるごみ減量に結びつくものと考えます。さらに、本年4月からは、もえるごみ用指定袋大の価格が10枚入り150円から200円に値上げとなります。これにより、これまで45リットルごみ袋を使用していた家庭が、価格の据え置かれた30リットルごみ袋に切り替えるために、ごみ減量に努めるといった効果も期待されています。ごみ袋の値上げにより、市民の間にごみの減量について考える機運も高まることから、この機会に改めてごみの減量や分別の方法等について積極的な広報活動を図ることも有効であり、また、新たな施策を展開する機会でもあると考えます。  これまで、本委員会でも活発な協議が行われ、多様な観点からごみ減量に対する意見や提案が出されました。また、今年度開催された市民会議からも様々な意見が出されたことと思います。それらの意見等について、いま一度その有効性や実施の可否等について精査し、事業の見直しや新たな施策の展開に積極的に取り入れていくことも肝要であります。  今後も委員会として、ごみの排出抑制に向けて市民の意識向上を図るため、市民目線に立った事業展開を模索するとともに、持続可能な循環型社会の実現に向け、さらなる調査研究を続けてまいりたいと考えております。  執行者におかれましても、本市が一丸となってごみの減量化に向けて突き進めるよう、家庭だけでなく事業者に対してもごみ減量リサイクル推進の意義について周知徹底を図っていただくとともに、行政のみならず、市民や事業者が共に本市のごみ減量を喜ぶことのできるような対策を講じていただきますよう、今後のさらなる努力をお願い申し上げまして、中間報告とさせていただきます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの中間報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で中間報告を終わります。      ◎ 議 案 上 程  議案第1号 太田市教育委員会委員任命の同意について ○議長(斎藤光男) 次に、日程第4、議案第1号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(斎藤光男) 朗読を省略し、直ちに執行者から提案理由の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 議案第1号 太田市教育委員会委員任命の同意について、提案理由のご説明を申し上げます。  本市の教育委員会委員であります佐藤真太郎氏が令和4年4月27日をもちまして任期が満了となりますので、その後任として引き続き同氏を任命したく、ご提案申し上げます。  佐藤氏は、平成31年2月から教育委員会委員に就任されており、教育行政に関して高い識見を有するとともに、社会経験豊富で人格も高潔であることから、再度任命したいと存じます。  以上でございますが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(斎藤光男) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(斎藤光男) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。      ◎ 議 案 上 程  議案第 6号 令和4年度太田市一般会計予算について  議案第 7号 令和4年度太田市国民健康保険特別会計予算について  議案第 8号 令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第 9号 令和4年度太田市八王子山墓園特別会計予算について  議案第10号 令和4年度太田市介護保険特別会計予算について  議案第11号 令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計予算について  議案第12号 令和4年度太田市下水道事業等会計予算について ○議長(斎藤光男) 次に、日程第5、議案第6号から第12号までの7議案を一括議題といたします。      ◎ 施政並びに財政方針の説明 ○議長(斎藤光男) 市長から施政並びに財政方針の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 令和4年3月市議会定例会の開会に当たりまして、令和4年度の施政並びに財政方針について申し上げ、議員各位、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  我々は、未来を担う子どもたちのために、今まで様々な子育て支援事業を展開し続け、子育てしやすいまちをつくり上げてきました。そして、その子どもたちの未来へ向けて何を残すべきかと考えたとき、それは良好な生活環境であると感じました。  本市では、2050年脱炭素社会の実現に向け、温室効果ガス排出削減に取り組む中で、エネルギーの地産地消を目指しております。新年度では市内で発電した電力を市内の公共施設に供給する仕組みを構築したいと考えております。また、コロナ禍により増加傾向にある家庭ごみ排出量削減のため、生ごみ処理槽等設置助成金を増額計上しております。一方で、指定ごみ袋の値上げによりごみの排出量抑制にも取り組みたいと考えておりますので、市民の皆様にはご理解いただきたくお願いを申し上げる次第でございます。  太田市が、10年後も、100年後も、「人と自然にやさしいまち」であり続けることを願っております。  さて、我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあります。令和4年度においては、行動制限の緩和による経済の持ち直しの期待から、実質GDPの成長率を3.2%と見込み、GDPは過去最高となることを見込んでおります。国の当初予算規模は、過去最大を更新し続け、4年連続で100兆円を超えており、令和3年度補正予算と一体として新型コロナウイルス感染症対策に万全を期しつつ、「成長と分配の好循環」による「新しい資本主義」の実現を図るため岸田政権の予算づくりがなされております。また、地方財政計画においても、景気は持ち直すとの見通しから税収増を見込み、予算規模は前年を上回るということが見込まれているところであります。  こうした中、本市の令和4年度当初予算編成の基本方針について申し上げますと、第6次実施計画の着実な推進などを考慮するとともに、主要施策や政策課題への積極的な取組を念頭に編成を行いました。  令和4年度予算編成に当たっては、限りある財源の有効活用を図り、諸施策の実効性を最大限に高めるため、基本的な考え方を次のとおり定めました。  ①第6次実施計画事業の着実な推進を図る。  ②市民満足度調査結果を予算に反映する。  ③少子化対策子育て支援、障がい者支援、高齢者支援などの「人にやさしいまちづくり」、市民の身体や生命または財産を守るための防災対策や、交通安全対策に係る施策を積極的に進める。  ④公共施設等総合管理計画を踏まえた個別計画に対し、実施計画と整合性を図りながら、予算の重点配分を行う。  ⑤枠配分方式による予算編成を行い、徹底した事務事業の見直しや目的を達成した事業の廃止などによる歳出抑制を図る。  ⑥国及び県の施策に対応した予算を編成する。  結果といたしまして、令和4年度一般会計の当初予算規模は、対前年度比4.8%増の882億円となりました。  また、5つの特別会計並びに下水道事業等会計を合わせますと、1,374億7,037万1,000円の予算規模となっております。  次に、令和4年度において、重点的に推進しようとする施策につきまして、第2次太田市総合計画における基本目標の6分野について申し上げます。  第1は、教育文化の向上でございます。  義務教育の推進につきましては、引き続きおおたん教育支援隊による個別指導や教育相談員を配置するほか、外国人児童生徒に対する日本語指導事業の充実を図り、きめ細かな教育の推進、児童生徒の生きる力の育成に取り組みます。また、外国語教育の充実及びGIGAスクール構想の実現に向けたICTの環境整備、学習活動の充実を図ります。さらに、学校施設の整備については、老朽化したトイレの大規模改修を実施するほか、防災機能強化を図り、教育環境の改善と安全安心な学習環境の整備を図ってまいります。  学校給食につきましては、第2子以降の給食費を全額助成し、保護者の経済的負担の軽減を図る一方、悪質な給食費滞納者へは法的措置を行うなど、公平公正な事業運営に努めていきます。  奨学金制度につきましては、給付型奨学金の財源となる基金の有効活用や、貸与型奨学金における返還免除制度の周知等により、学生がより利用しやすくなるよう努めてまいります。  市立太田高校につきましては、老朽化した校内設備の改修工事を行うとともに、校庭拡張用地の道路付け替え工事や造成工事を進め、教育環境のさらなる向上を図っていきたいと思っております。  青少年の育成につきましては、北海道稚内市、青森県弘前市、群馬県高山村の小中学生との交流・体験活動を通じて、心豊かでたくましい青少年の育成を図ります。また、非行防止や複雑・多様化する青少年問題に対応するため、相談・街頭補導・環境浄化活動を行っていきたいと思います。  スポーツの振興につきましては、国際スポーツキャンプの誘致に努め、スポーツを通じた交流を推進するほか、プロスポーツ大会を開催し、スポーツによるまちづくり地域活性化の推進を図るとともに、スポーツ学校では、子どもたちスポーツに対する関心・意欲をより一層高めるとともに、誰もがスポーツを気軽に楽しめる機会の拡充を図ってまいります。  スポーツ施設の整備につきましては、施設利用者の安全性・利便性向上のため運動公園中央通路等の整備工事を行うほか、(仮称)市民体育館建設事業を計画的に推進してまいります。  社会教育につきましては、各種市民教室等の開催や活動を通して、学びの機会を提供し、生涯学習の推進に努めてまいります。
     芸術文化の振興につきましては、図書館では、図書・学習環境の充実や地域の特色を生かした運営に努めるほか、美術館・図書館では、まちのにぎわい創出に向け、多彩なイベントを開催し、多様な芸術文化に触れ、楽しめる機会を提供するなど、教育普及活動の充実や特色ある運営に努めます。また、芸術学校の活動を通じて、本市の芸術文化の質的向上を目指してまいります。  文化財の保護活用につきましては、国指定重要文化財である東照宮本殿等の修理補助事業、国指定史跡である新田荘遺跡反町館跡等の整備を進めるとともに、資料館や記念館等の適切な管理運営及び充実に努めてまいります。  第2は、福祉健康の増進であります。  高齢者福祉につきましては、できるだけ住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、介護サービスを適切に提供し、介護保険制度の円滑な運営を図るとともに、老人福祉センターについては、高齢者の健康維持や生きがいづくりの場の提供に努め、新田福祉総合センターの温泉井戸しゅんせつ業務などに着手し、健全な施設の維持管理に努めてまいります。  障がい者福祉につきましては、地域社会における共生の実現に向けて、日常生活及び社会生活で必要とするサービスの提供や各種手当等の適正な支給を行うとともに、「親亡き後」を見据え、障がい者が地域で安心して暮らせるための施策を展開していきます。また、各地域活動支援センターでは、利用者へのさらなるサービス向上のため、法定サービスへの移行及び民営化に取り組んでまいります。  地域福祉につきましては、生活保護において、引き続き被保護者健康管理支援事業による健診の受診勧奨を重点的に実施することにより、被保護者の生活習慣病の発症予防や重症化予防等を推進するほか、新たに重層的支援体制整備事業に取り組み、介護、障がい、子どもや困窮者のほか、ひきこもりや8050問題等の複合・複雑化した支援ニーズに対して、包括的な支援体制を整備することにより、本人に寄り添った伴走支援を行っていきたいと思います。  児童福祉につきましては、幼児教育・保育の無償化、本市独自事業である第3子以降子育て支援事業及び第2子子育て支援事業を継続するとともに、新たな子育て支援施策として「低所得の子育て世帯ベーシックサービス給付事業」を実施し、さらなる支援の充実を図ります。また、児童虐待の対応や、子どもの家庭相談及び家庭支援の総合的な相談窓口として、子ども家庭総合支援拠点を運営するとともに、発達障がいの早期発見、相談、家族への支援のため「こども発達支援センターにじいろ」の拡充を図ってまいります。  放課後児童対策につきましては、放課後児童支援員等の処遇改善を図りながら、引き続きこどもプラッツを小学校で開設し、児童の安全安心な居場所づくりに努めてまいります。  保健対策につきましては、予防接種事業を継続実施していくほか、各種がん検診の推進及び健康増進のための講座や健康相談等を通して、健康意識の向上に取り組むとともに、母子保健対策では、妊娠、出産期から就学前までの継続した子育て支援を推進してまいります。  新型コロナウイルス感染症対策につきましては、感染防止に万全を期すとともに、ワクチン接種希望者が速やかに接種できるように体制の確保を図ってまいります。  福祉医療につきましては、高校生世代の16歳から18歳までの児童へ対象を拡大して医療費助成を引き続き行い、子育て世帯の経済的負担を軽減するとともに、児童の健康管理の向上と福祉の増進を図ってまいります。  第3は、生活環境の整備でございます。  災害対策につきましては、大規模災害に備え、災害対応力の強化、避難所対応の強化、市民の自主防災力の向上を目指し、安全安心な市民生活を確保するための取組を推進してまいります。  地震対策につきましては、引き続き耐震診断者派遣・耐震改修相談事業、耐震改修補助事業などの補助事業を実施いたします。また、ブロック塀等の倒壊の未然防止のため、道路等に面する危険なブロック塀の除却補助事業を実施してまいります。  消防行政につきましては、地域防災の拠点となる消防施設の適正な維持管理を図るため、西部消防署庁舎等建設事業及び消防本部・中央消防署外壁等改修事業を実施するとともに、消防団の充実・強化を図るため、車庫詰所等整備事業及び消防ポンプ自動車整備事業を行います。また、住宅用火災警報器の設置率向上を積極的に推進するとともに、地域救急医療における救命率の向上を図るため、安全かつ円滑なドクターカーの運用に努めてまいります。  防犯対策につきましては、防犯関係機関と連携し、防犯カメラの整備を進めるとともに、白色LED灯へ更新した防犯灯により、市民が安全安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。  消費生活の安定につきましては、消費生活相談に対応し被害者救済に努め、啓発活動の充実と職員の資質向上に努めてまいります。  交通安全対策につきましては、「通学路安全推進会議」の方針に基づき、通学路の路面標示等を実施し、通学路の安全確保に努めてまいります。また、交通安全教室の開催、高齢者の自動車運転免許証自主返納に対する助成制度や区画線等の維持整備を引き続き実施し、交通死亡事故ゼロに向けた取組を強化してまいります。  斎場につきましては、効率的な運営に向けて新たな斎場を1市3町広域での整備を進めてまいります。  環境対策につきましては、クビアカツヤカミキリの防除対策事業を引き続き実施するほか、ごみ処理対策として、資源ごみの選別施設建設に向けて、清掃センターの解体工事を進めていきます。  第4は、産業経済の振興であります。  工業振興につきましては、さらなる産業の活性化を図るため、デジタルものづくり高度産業人材育成事業を実施していきます。また、就労支援事業として女性の起業支援、中高生を対象としたキャリア教育支援を積極的に推進してまいります。  金融対策につきましては、引き続き利用しやすい融資制度を維持し、中小企業者の支援を図っていきます。  商業振興につきましては、地域経済の活性化を図るため、商店リフォーム支援事業や空き店舗対策支援事業などの補助事業を実施するとともに、市内での消費拡大のため、引き続き太田市金券を発行してまいります。  農業振興につきましては、安定した農業経営のための収入保険制度加入者への助成を行うとともに、耕作放棄地の解消や農地集積による農業経営合理化と規模拡大化や新規就農を支援します。また、有害鳥獣対策として、各地区での捕獲を含めた共助対策を推進していきます。  農業生産基盤整備につきましては、未整備地区の圃場整備事業を引き続き推進するほか、農業用排水路等の整備を進めるとともに、多面的機能支払交付金を活用し、地区の活性化を図ってまいります。また、農地の排水対策事業及び排水機場の改修事業の推進にも努めてまいります。  観光振興につきましては、インスタグラムを中心としたSNSや観光イベントのほか、観光案内所を情報発信、観光誘客の拠点として活用し、関係人口の増加や市のブランド力の向上に取り組んでまいります。  第5は、都市基盤の整備であります。  道路等の整備につきましては、引き続き西部幹線道路等の整備を進め、渋滞の緩和・解消あるいは防災上の基軸となる都市機能の充実を図ります。また、生活環境の改善や交通の利便性を向上させるため、引き続き道路新設改良事業や河川水路新設改良事業等を実施するとともに、狭あい道路整備事業を実施してまいります。  道路維持事業につきましては、舗装道路の維持・修繕に重点を置き、生活道路・排水路の維持整備を引き続き実施するとともに、1級・2級路線について計画的に舗装補修工事を行うほか、橋梁の定期点検・修繕事業を実施し、通行車両等の交通安全を図ってまいります。  公共交通対策につきましては、シティライナーおおた市内循環線を廃止した代替として、おうかがい市バスを1台増車し、高齢者等の買物や通院の支援を推進するとともに、利用者の利便性向上に努めてまいります。  都市計画行政につきましては、都市計画マスタープランに基づく長期的な都市づくりを計画的に推進するため、市民との合意形成に努め、地域の特性を生かした土地利用を検討します。また、景観計画で定める景観形成重点地区などにおいて、重点的な景観づくりへの取組を進めてまいります。  建築指導行政につきましては、都市計画法・建築基準法に基づき適切な許認可、指導に努めます。  まちづくりの推進につきましては、引き続き空家等除却補助事業を実施するとともに、協定団体と連携し空き家等の活用促進に努めるほか、都市機能の更新を図り、中心市街地を活性化させるため、市街地再開発事業の支援を行ってまいります。  土地区画整理事業につきましては、引き続き東矢島、宝泉南部及び太田駅周辺の事業推進を図り、組合施行である尾島東部も含めて事業区域との協調を図りながら土地の有効利用及び良好な居住環境の整備に努めてまいります。  公園整備につきましては、八王子山墓園整備事業として敷地を拡張し新規墓所の造成を進めます。また、イングリッシュガーデンにつきましては、引き続き環境整備を行い、市民の憩いの場となるよう景観の保全を図るほか、スケートボードなどを楽しめるスケートパークを整備することによりにぎわいを創出してまいります。  住宅政策につきましては、住宅リフォーム支援事業を引き続き実施するとともに、市内公営住宅の集約促進を図るため、大島市営住宅の大規模改修工事を実施するほか、既存の市営住宅の維持管理に努め、安全で快適な居住環境の推進と整備に努めてまいります。下水道事業につきましては、「太田市下水道事業等経営戦略」に基づき、投資の合理化や財源の適正化などに取り組むほか、公共下水道区域の見直し及び処理施設の統廃合を図りながら、下水道の整備を進めるとともに、接続率向上を図ってまいります。  第6は、健全な行政運営の推進でございます。  市民の参画と協働につきましては、地域コミュニティーの活性化と特色あるまちづくりを目的とした「1%まちづくり事業」に引き続き取り組むとともに、地区集会施設の新増築等補助により地域活動の拠点の充実を図ってまいります。  各地区行政センターにつきましては、市民の身近な市役所として、各種証明書の発行や収納業務、地域からの陳情・要望等の迅速な対応に努めてまいります。  広報活動につきましては、「広報おおた」をはじめ、市ホームページやSNS、エフエム太郎、群馬テレビデータ放送などを有効に活用し、市政情報の提供に努めてまいります。  情報化の推進につきましては、本市情報システムの安定稼働に努めるとともに、おおたプログラミング学校の開設により将来を担うIT人材育成を図るほか、デジタル弱者と情報セキュリティーに配慮しながらマイナンバーカード活用機会の拡充に努めてまいります。  国内交流・国際交流・多文化共生事業につきましては、引き続き国内外の姉妹都市・友好都市との交流事業を推進するとともに、外国籍市民との多文化共生社会の実現に向けた施策の推進に努めてまいります。  人権の保護及び男女共同参画につきましては、各種啓発活動を実施するほか、豊かな地域社会づくりを推進するために、NPOなどの市民活動を支援してまいります。  行政運営につきましては、太田市マネジメントシステムにより、職員の意識改革と継続的改善による行政品質の向上に努めるほか、市域の均衡ある発展と次世代につなぐまちづくりを推進するため、(仮称)太田西複合拠点公共施設の建設工事を進めてまいります。  公共施設や公有財産等の管理につきましては、太田市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づき、施設等の長寿命化と再配置による総量抑制による更新費の縮減、社会の変化と住民ニーズに対応した施設運営の見直しを推進してまいります。  市税の収納対策につきましては、キャッシュレス決済の拡充による納期内納付を推進し、新規滞納の抑制を図るとともに、滞納繰越額を縮減するため積極的な滞納処分に努めてまいります。  ふるさと応援寄附金につきましては、市民をはじめ広く全国の方々に本市の魅力を感じていただけるよう努め、なお一層の歳入確保に努めてまいります。  議会運営につきましては、音響映像設備等の更新をはじめとする議場システムの改修工事を実施し、議会が引き続き円滑に開催できるよう努めてまいります。  以上、令和4年度の市政運営につきまして、所信の一端を申し上げました。  昨年発表された令和2年国勢調査の人口等基本調査の結果、本市の人口は22万3,014人でありまして、人口増加数は県内で最も多い3,207人でございました。合併以降、人口が増加し続けているという事実は、元気で、魅力あるまちであることのあかしであると考えております。我々は今までどおりに、市民の笑顔がこぼれるまちづくりに向けて歩み続けなければならないというふうに考えております。  今後とも、議員各位及び市民の皆様方のご理解とご協力、またご指導をいただきながら前に進んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げ、施政並びに財政方針とさせていただきます。 ○議長(斎藤光男) 以上で、施政並びに財政方針の説明は終わりました。      ◎ 款 別 説 明 ○議長(斎藤光男) これより款別説明に入ります。  最初に、一般会計予算について、高島総務部長。 ◎総務部長(高島賢二) それでは、総務部が所管いたします議案第6号 令和4年度太田市一般会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書の1ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和4年度太田市一般会計予算の歳入歳出予算をはじめ、継続費等について定めたもので、歳入歳出予算の総額を882億円とするものでございます。  次に、8ページをご覧ください。初めに、第2表継続費では、本庁舎設備等保全事業の非常用発電設備更新事業、そして(仮称)太田西複合拠点公共施設建設事業、そして市内公営住宅集約促進事業の大島市営住宅1期及び西部消防署庁舎等建設事業につきましては、令和4年度から2か年継続事業として、一般廃棄物選別施設整備事業につきましては、令和4年度から3か年継続事業として実施するものであり、それぞれ総額と年割額を定めるものでございます。  次に、第3表債務負担行為では、太田市土地開発公社の借入金及び利子に対する債務保証の限度額を30億円と定めるほか、群馬県共済生活共同組合に対する貸付ほか4件につきましては、新たに期間と限度額を定めるものでございます。  次に、第4表地方債につきましては、本庁舎設備等保全事業から小中学校給食施設改築事業までの30事業のほか臨時財政対策債についてそれぞれ限度額を定めるもので、その総額を86億1,490万円とするものでございます。  続きまして、10ページをご覧ください。歳入歳出予算を事項別明細書に基づきご説明申し上げますが、10ページには歳入の総括を、11ページから12ページには歳出の総括をそれぞれ款別に記載いたしましたので、款全体につきましてはこちらでご確認をお願いいたします。  それでは、初めに歳入予算についてご説明申し上げます。  13ページをご覧ください。1款市税につきましては、1項1目市民税個人は、前年度比0.8%減の116億1,800万6,000円を、2目市民税法人は、法人の業績見込み等を勘案し、前年度比16.4%増の22億5,143万8,000円をそれぞれ計上いたしました。  次に、15ページの2項1目固定資産税でございますが、負担調整措置の据置終了及び新型コロナウイルス感染症拡大による中小事業者等への減免措置の廃止などを勘案いたしまして、前年度比9.8%増の182億4,175万8,000円を計上いたしました。  次に、19ページの7款地方消費税交付金につきましては、景気動向などを勘案いたしまして、前年度比1.5%増の55億円を計上いたしました。  次に、21ページの10款2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金につきましては、固定資産税及び都市計画税の減免措置が廃止となるものの、一部特例措置が継続されますことから、ほぼ皆減の存目計上といたしました。  11款地方交付税につきましては、普通交付税では主に令和3年度の税収見込みなどを勘案して、前年度比23.1%増の11億2,000万円を、また、特別交付税では前年度と同額の6億円をそれぞれ計上いたしました。  次に、33ページからの15款国庫支出金につきましては、主に35ページの1項3目衛生費国庫負担金のうち、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金、2項1目総務費国庫補助金のうち、地方創生拠点整備交付金及び37ページの2項3目衛生費国庫補助金のうち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金の皆増などによりまして前年度比15.4%の増を見込んでおります。  次に、39ページからの16款県支出金につきましては、45ページの2項9目教育費県補助金のうち、市町村有競技別拠点スポーツ施設整備事業補助金の皆増などによりまして前年度比3.6%の増を見込んだところでございます。  次に、47ページからの18款寄附金のうち、49ページの1項10目教育費寄附金では、8節保健体育費寄附金として、(仮称)市民体育館建設事業の財源に充てるため、企業版ふるさと納税寄附金11億円を新規計上いたしました。  続きまして、19款繰入金のうち、2項1目財政調整基金繰入金でございますが、財源調整として、対前年度比9億円減の36億円を計上いたしました。  続きまして、57ページの22款市債でございますが、冒頭の第4表地方債でご説明申し上げましたとおり、前年度比23%増の総額86億1,490万円を計上いたしました。  続きまして、歳出予算についてご説明申し上げます。  初めに、2款総務費でございますが、77ページをご覧ください。1項8目企画費のうち、(仮称)太田西複合拠点公共施設建設事業では、工事請負費及び用地購入費などとして、合わせて10億6,660万円を計上いたしました。  また、79ページの9目情報推進費のうち、おおたプログラミング学校運営事業に係る経費として1,842万8,000円を新規計上いたしました。  また、87ページからの14目行政センター等経費のうち、92ページでは、韮川行政センターの照明器具設備工事等大規模改修費などとして工事請負費2,556万1,000円を、94ページでは、鳥之郷行政センターの受変電設備等大規模改修費として工事請負費700万円を、96ページでは休泊行政センターの内壁・天井塗装工事等大規模改修費として工事請負費1億円をそれぞれ計上いたしました。  続きまして、121ページからの3款民生費でございますが、初めに、生活困窮、障がい、子ども、介護等の既存の取組では対応できないはざまのニーズに対応するため、重層的支援体制整備事業として、1項社会福祉費から3項高齢者福祉費まで各事業にわたりまして、合わせて8億3,943万8,000円を計上いたしました。  次に、135ページをご覧ください。1項9目福祉医療費では、高校生世代医療費助成事業を含む福祉医療費助成金として19億円を計上いたしました。  次に、2項1目児童福祉総務費のうち、140ページの第3子以降子育て支援事業に1億8,921万3,000円を、142ページの第2子子育て支援事業に4億7,265万9,000円を、こどもプラッツ推進事業に1億3,000万円をそれぞれ計上いたしました。  次に、低所得子育て世帯の生活基盤を支えるため、低所得の子育て世帯ベーシックサービス給付事業として、合わせて1億3,505万8,000円を新規計上いたしました。  次に、143ページの2項4目保育管理費では、146ページにおいて、保育園等に対する民間児童福祉施設整備費補助金として2億9,208万円を、認定こども園等に対する施設型給付費負担金として56億318万円をそれぞれ計上いたしました。  続きまして、159ページの4款衛生費でございますが、161ページ1項2目予防接種費のうち、3回目の接種に係る経費として、新型コロナウイルスワクチン接種事業に9億935万円を新規計上いたしました。  次に、167ページの1項6目斎場管理費では、広域斎場整備事業に太田市外三町広域清掃組合への負担金として、合わせて1億3,145万2,000円を計上いたしました。  また、175ページの2項2目ごみ処理費では、一般廃棄物選別施設整備事業として、工事監理委託及び工事請負費に合わせて1億5,605万4,000円を計上いたしました。  続きまして、179ページからの6款農林水産業費でございますが、190ページをご覧ください。1項8目土地改良事業費では、大久保地区及び緑町地区における土地改良事業や、ため池緊急防災減災事業などの県営土地改良事業等負担金としまして、合わせて1億3,465万7,000円を計上いたしました。  続きまして、193ページからの7款商工費でございますが、197ページをご覧ください。1項3目工業振興費では、産業支援センターLED化改修工事など工事請負費としまして4,140万円を計上いたしました。  次に、4目金融対策費では、新型コロナウイルス緊急対策資金分を含む経営安定資金融資貸付金としまして13億5,183万円を計上いたしました。  続きまして、201ページからの8款土木費でございますが、206ページをご覧ください。1項1目土木総務費のうち、空家等対策事業として、空家等除却補助金4,800万円を、住宅リフォーム支援事業として、住宅リフォーム支援事業補助金1億円をそれぞれ計上いたしました。  次に、207ページの2項1目道路橋りょう総務費のうち、狭あい道路整備事業では、事業進捗を図るため1億24万円を計上いたしました。  さらに、市内各所における道路舗装の整備要望に対する経費として、2目道路維持費では3億2,501万1,000円を、209ページの3目道路新設改良費では5億1,053万円を、6目幹線道路整備費では1億8,301万1,000円をそれぞれ計上いたしました。  次に、211ページの3項2目河川水路新設改良費では、内水対策費用を含む経費として2億円を計上いたしました。  次に、225ページの5項2目公営住宅建設費のうち、市営住宅建設事業では、公営住宅の集約に向けた大島市営住宅の大規模改修工事費等として4億1,000万円を計上いたしました。  続きまして、227ページからの9款消防費でございますが、233ページの1項3目消防施設費では、西部消防署庁舎等建設に係る経費として、工事請負費等3億8,080万3,000円を計上いたしました。  続きまして、235ページからの10款教育費でございますが、242ページをご覧ください。1項3目教育指導費では、外国人児童生徒日本語指導事業といたしまして、バイリンガル教員及び日本語指導助手に係る人件費等1億1,128万1,000円を計上いたしました。  次に、262ページの6項1目社会教育総務費では、社会教育総合センター空調改修工事費などとして、工事請負費2億211万2,000円を計上いたしました。  次に、285ページの7項2目保健体育施設費では、運動公園の中央通路・児童遊園改修工事費を含む工事請負費2億8,300万円を計上したほか、(仮称)市民体育館建設事業費としまして39億1,000万円を計上いたしました。  次に、291ページをご覧ください。12款公債費でありますが、1項1目元金では、償還元金としまして70億1,323万8,000円を、2目利子では、償還利子としまして3億1,882万1,000円をそれぞれ計上いたしました。
     なお、295ページから302ページまでには給与費明細書、303ページから304ページには継続費に関する調書を、305ページから309ページには債務負担行為に関する調書を、そして、310ページには地方債に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。  以上、総務部が所管いたします1議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤光男) 次に、国民健康保険特別会計予算後期高齢者医療特別会計予算及び介護保険特別会計予算について、楢原健康医療部長。 ◎健康医療部長(楢原明憲) それでは、健康医療部が所管いたします議案第7号、第8号及び第10号の3議案について、提案理由のご説明を申し上げます。  初めに、議案第7号 令和4年度太田市国民健康保険特別会計予算について、別冊予算書の311ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和4年度太田市国民健康保険特別会計予算の歳入歳出予算の総額を204億6,460万2,000円とするものであります。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。318ページをご覧ください。初めに、歳入でございますが、主な歳入といたしまして、1款国民健康保険税につきましては、令和3年度の収納実績を勘案し、見込額を計上するものであります。  3款1項1目1節普通交付金につきましては、医療費の保険者負担分を計上し、2節特別交付金につきましては、保険者努力支援分、特別調整交付金分などを計上するものであります。  320ページをご覧ください。5款1項1目一般会計繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金、事務費等繰入金などの一般会計からの繰入金を計上するものであります。  また、5款2項1目国民健康保険基金繰入金につきましては、国民健康保険基金からの繰入金を計上するものであります。  7款諸収入につきましては、それぞれ歳入見込額を勘案し、計上するものであります。  324ページをご覧ください。続きまして、歳出でございますが、主な歳出といたしまして、1款1項総務管理費及び2項徴税費につきましては、事務的経費をそれぞれ計上するものであります。  326ページをご覧ください。2款1項療養諸費から329ページの2項高額療養費につきましては、医療費の保険者負担分の見込額を計上するものであります。  330ページをご覧ください。2款3項移送費から6項傷病手当金につきましては、それぞれ執行見込額を計上するものであります。  332ページをご覧ください。3款国民健康保険事業費納付金につきましては、群馬県に納付する納付金の所要額を計上するものであります。  334ページをご覧ください。6款1項2目疾病予防費につきましては、主に人間ドック助成金を、336ページの2項特定健康診査等事業費につきましては、特定健診及び保健指導に係る支出見込額をそれぞれ計上するものであります。  338ページをご覧ください。9款1項償還金及び還付加算金につきましては、国民健康保険税の歳出還付分及び還付加算金などを計上するものであります。  なお、342ページから343ページに国保運営協議会の委員報酬に係る給与費明細書を添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと存じます。  次に、議案第8号 令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について、別冊予算書の344ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和4年度太田市後期高齢者医療特別会計予算の歳入歳出予算の総額を28億9,038万8,000円とするものであります。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。350ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしましては、1款後期高齢者医療保険料につきましては、収納見込額を計上するものであります。  次に、2款繰入金につきましては、事務費等繰入金、保険基盤安定繰入金の一般会計からの繰入金を計上するものであります。  4款2項償還金及び還付加算金につきましては、後期高齢者医療保険料の歳出還付分に関わる群馬県後期高齢者医療広域連合からの返還見込額を計上するものであります。  354ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款総務費につきましては、事務的経費を計上するものであります。  次に、2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、群馬県後期高齢者医療広域連合に納付する所要額を計上するものであります。  356ページをご覧ください。3款1項償還金及び還付加算金につきましては、後期高齢者医療保険料の歳出還付分の見込額を計上するものであります。  次に、議案第10号 令和4年度太田市介護保険特別会計予算について、別冊予算書の373ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和4年度太田市介護保険特別会計の歳入歳出予算の総額を179億6,458万1,000円とするものであります。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。380ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款介護保険料につきましては、第1号被保険者の保険料収納見込額を計上するものであります。  2款国庫支出金から382ページの3款県支出金までにつきましては、国、県からの負担金等の交付見込額をそれぞれ計上するものであります。  4款支払基金交付金につきましては、支払い基金からの第2号被保険者負担分の交付見込額を計上するものであります。  6款1項一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金を計上するものであります。  384ページをご覧ください。6款2項基金繰入金につきましては、介護保険基金からの繰入金を計上するものであります。  388ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしましては、1款総務費につきましては、事業運営、賦課徴収及び要介護認定に伴う諸費用を計上するものであります。  392ページをご覧ください。2款1項介護サービス等諸費から397ページの7項特定入所者介護サービス等費につきましては、介護給付の支出見込額をそれぞれ計上するものであります。  4款1項介護予防・生活支援サービス事業費及び398ページの2項一般介護予防事業費につきましては、総合事業に係る事業費の支出見込額を計上するものであります。  400ページをご覧ください。地域介護予防活動支援事業費につきましては、重層的支援体制整備事業の実施に伴い、関連予算が介護保険特別会計から一般会計へ移行することにより廃目となるものであります。  4款3項包括的支援事業・任意事業費につきましては、任意事業等に係る支出見込額を計上するものであります。  また、402ページの包括的支援事業費及び生活支援体制整備事業費は、重層的支援体制整備事業の実施に伴い、廃目となるものであります。  404ページをご覧ください。7款1項1目償還金につきましては、令和3年度介護給付費の確定に係る国庫支出金、県支出金及び支払基金交付金の精算返納金を計上するものであります。  406ページをご覧ください。7款3項繰出金につきましては、重層的支援体制整備事業費における介護保険料負担分等を一般会計に繰り出すための支出見込額を計上するものであります。  なお、408ページから416ページには給与費明細書及び債務負担行為に関する調書を添付いたしましたので、後ほどご覧ください。  以上、健康医療部が所管いたします3議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤光男) 次に、八王子山墓園特別会計予算について、鈴木行政事業部長。 ◎行政事業部長(鈴木聡) 行政事業部が所管いたします議案第9号 令和4年度太田市八王子山墓園特別会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊の予算書358ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和4年度太田市八王子山墓園特別会計予算の歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,614万4,000円とするものであります。  次に、361ページをご覧ください。第2表債務負担行為では、八王子山墓園整備事業(土地開発公社の用地先行取得事業)につきまして、期間を令和4年度から令和5年度までに、限度額を2,200万円と定めるものでございます。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。365ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目墓地使用料につきましては、八王子山公園墓地の再分譲として5基分の使用料を275万円、また、納骨堂の使用料として850万円の合計1,125万円を計上いたしました。  1款2項1目墓地管理料につきましては、墓地使用許可実績と令和4年度の使用許可見込数を勘案し、2,090万5,000円を計上いたしました。  次に、歳出でありますが、367ページをご覧ください。1款1項1目墓園管理費として2,555万2,000円を計上いたしました。  2款1項1目墓園建設費につきましては、墓地拡張工事の設計委託料として4,300万円を計上いたしました。  続いて、369ページをご覧ください。3款1項公債費につきましては、1目元金は償還元金として1,589万6,000円、2目利子は償還利子及び一時借入金利子として69万5,000円を計上いたしました。  5款1項1目予備費につきましては、100万円を計上いたしました。  続いて、371ページに債務負担行為に関する調書、372ページに地方債に関する調書を添付させていただきましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。  以上、行政事業部が所管いたします1議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤光男) 次に、太陽光発電事業特別会計予算について、飯塚産業環境部長。 ◎産業環境部長(飯塚史彦) それでは、産業環境部が所管いたします議案第11号 令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書の417ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和4年度太田市太陽光発電事業特別会計予算の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6,191万8,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。423ページをご覧ください。初めに、歳入でございますが、1款1項1目売電収入につきましては、各発電所の売電収入の合計で、2億6,191万3,000円を計上いたしました。  次に、425ページをご覧ください。歳出でございますが、1款1項1目一般管理費につきましては、1,745万9,000円を計上いたしました。  1款2項1目施設管理費につきましては、各発電所の経費の合計で、1億9,329万8,000円を計上いたしました。  続きまして、427ページをご覧ください。2款1項1目利子につきましては、一時借入金利子として10万円を計上いたしました。  3款1項1目繰出金につきましては、一般会計繰出金として5,000万円を計上いたしました。  4款1項1目予備費につきましては106万1,000円を計上いたしました。  なお、429ページから430ページには給与費明細書を、また、431ページには債務負担行為に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。  以上、産業環境部が所管いたします1議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤光男) 次に、下水道事業等会計予算について、齋藤都市政策部長。 ◎都市政策部長(齋藤貢) それでは、都市政策部が所管いたします議案第12号 令和4年度太田市下水道事業等会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書の432ページをご覧ください。第2条は、令和4年度における業務の予定量を設定するものでございます。  次に、433ページをご覧ください。第3条は、営業活動に伴い発生する収益とこれに対応する費用を計上するものでございます。収入につきましては、各事業とも営業収益が使用料、営業外収益が長期前受金戻入、一般会計からの負担金及び補助金が主なものとなってございます。  支出につきましては、各事業とも営業費用は維持管理経費等で、営業外費用は企業債等の支払い利息でございます。  次に、434ページをご覧ください。第4条は、各事業における建設改良費と企業債償還金、これに要する企業債、国県補助金、受益者負担金及び工事負担金等を計上するものでございます。  また、収入の不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等により充当するものでございます。  次に、435ページをご覧ください。第5条から第9条は、業務を遂行する上で必要な各経費について定めたものでございます。  なお、436ページ以降に実施計画等の資料を添付してありますので、後ほどご覧いただきたいと思います。  以上、都市政策部が所管いたします1議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤光男) 以上で一般会計予算、各特別会計予算及び事業会計予算の説明は終わりました。      ◎ 散     会 ○議長(斎藤光男) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。  明日は午前9時30分から会議を開きますので、ご出席願います。  本日はこれをもって散会いたします。                                      午前10時55分散会...